猫が星見た

映画の感想

2008-05-28から1日間の記事一覧

デカローグ 第8話「ある過去に関する物語」(Dekalog,Osiem)

全10話の中で最も地味な話かもしれないけど私は結構好き。 これを観ると人生は道を誤っても生きていかなければならない、道を誤まっても挽回のチャンスはくる、そして人生はそれほど酷いものでもない、と思う。 (DVDで)

鰯雲

あんまり面白いと思えない。農村を描いているだけあって華がない若々しさがない。 不倫を描いたり農村の崩壊を描いたり、なんとなく寂しげで社会派的なのも……モニョモニョ。 ただとても丁寧な映画なので星3つ。 (2008年5月22日・BS2で)

女性に関する十二章

市川昆作品。 これは結構おもしろい。女性が元気で男性も元気で溌剌と悩んでる所がすごく羨ましい。こちらの気分も晴れる思い。上原謙の西洋かぶれ偽紳士も最高。 昔のアメリカ映画みたいなテンポで非常にお洒落。思わぬひろいものをした。 (2008年5月26日…