B型は万国共通で他の血液型から嫌われるのだなあ。ちなみに私はB型だ。科学的に証明されていなくても血液型によって性格分類されるのは多くの人は共感してるのだなー、大阪人=うるさい、みたいな感覚でB型=自己中なのだな。ごくたまにハッキリものを言うと「B型でしょ、やっぱりー」とか初対面の人に言われ複雑な気分になるが、B型である私がはっきりとB型の奴は大概こういう奴である、というのを敢て言うとしたら、「B型の奴は自分の血液型なんて全く気にしていないだろう」ということだろうか。そういう感覚がやっぱりB型っぽいと言われるかもしれないが、とりあえず私は血液型論を信じていないしクールな生粋の大阪人も知っている。
B型の男、イ・ドンゴンはジャケットでは男前にみえたが、実際動いている姿を見ると微妙な顔だ。谷原章介と西島秀俊とあと誰かを足して割ったような顔で、ややたるんだ中年顔である。もうちょっと美青年が演じていたらツンデレラブコメ映画として楽しめたかもしれない。(私的に)軽い映画であればあるほど男優が自分好みの男前かどうかが鍵になってくる。まあイ・ドンゴンさんのファンはそれなりに楽しいかもしれない。
自分勝手極まりないB型の彼氏とそれに振り回されるA型の彼女はうまくいくのか!?、というタイトルを見ただけで分かってしまう設定をどううまくエンターテイメントにするのか期待したが、観終わってみると実に特筆することのない映画で、ギャグのテンポも微妙であまりノれなかった。
(WOWOWで・2007年6月2日)
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