炎のすごさ(全部本物とはお見事)、消防士の男気あふれる格闘は圧巻なんだけど、ドラマ部分がセコくていらない。哀しい過去を持つ犯人を巧く描いて同情させるというのは非常にハードルが高い。この作品では後半部犯人に同情させたいような表現なんだけど、同じ傷を持った子供まで殺そうとするんだからただの愉快犯なのでは?とも思わせとまどわせるので非常に半端だ。炎との格闘、それだけで充分に迫力ある魅せをしてるんだから、哀愁話はいらなかった。
チェ・ミンスは地味ながら渋い男前だった。ユ・ジテはやはりあまり好きになれない。
(地上派で・2007年5月2日)
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: DVD
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