猫が星見た

映画の感想

HERO

夜の人の少ない映画館でぼんやりしたくて行ったら具合のいい時間のがこれしかなかった。普段なら絶対観ない部類のものだが、思ったより全然観れたのでまあよしとする。
わざわざ映画にせんでもいい内容と映像だ、というのは最初から予想していたので、改めて批判するのは反則であろうか。まあコレに壮大なスケールとか美しい映像とか期待して観に来てる人はひとりもおらんだろうので、これで正解なのだろうな。ドラマでのテンポのよさは健在で、皆これを観たくて来てるんだろうからそのヘンは分かっているらしい。内容はどうでもよかったが、エンタメとして普通に観れる。ただ、オープニングとエンディングがTVドラマと同じで叙情がなさすぎた気がして私は残念だ。この辺りくらいは映画っぽくして欲しかった。あとこれも予想していたことだが、わざわざ韓国いかんでもいいと思う。あ、結局文句ばっかりになってしまったな。
最後に、これは文句ではなく純粋な疑問なのだが、テレビドラマの時も思っていたことで、キムタクと松たか子カップルの微妙さはなんなんだろうか。恋愛要素として観ていて全くドキドキしない2人なのだが、この作品に恋愛要素が果たして必要なのだろうかと思う。
(映画館で・2007年10月7日)