猫が星見た

映画の感想

エレクション(黒社會)

香港裏組織のトップを決める会長選挙を舞台に、権力の座を巡って壮絶な仁義なき抗争を繰り広げる男たちの姿を、冷徹かつスタイリッシュな映像で描き出すサスペンス・ドラマ。

お、面白くない……!ジョニー・トーの映画で時間が長く感じられるなんて信じられないです。がっくし。いつもはジョニー・トーの映画を観ると血が沸き立つ、のにそれが全くなし!逆に疲れる!なんてさ〜悲しい私の2時間。
その面白くない原因としてあまりにリアルを追求しすぎたって所でしょうか。映画としてすごい真面目。兄弟の契りの儀式とか人を殺すのは銃を使わず石とか棒で殴るとか、細かい所までこれでもかと描写、ワンカットが非常に長く感じられました。人によっては兄弟の契りとかはかっちょいーと痺れるところなのかもしれませんが、私には誓いのセリフとかサイモン・ヤムの演説が長すぎて理屈っぽくてあ〜だりいと思ってしまいました。男なら言葉で言うより黙って任務を果たせよ!と。その方が絶対かっこいいと思うんですが。
なんにせよ映画はリアルすぎると面白くない!香港映画は特に!
WOWOWで・2007年1月13日)

エレクション~黒社会~ [DVD]

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