猫が星見た

映画の感想

デスノート the last name

死神リュークが落とした“デスノート”を拾い、野放しになっている凶悪犯を次々と粛清していく天才大学生、夜神月。巷では犯罪者の連続不審死を救世主“キラ”の出現と噂し始める。一方、一連の“キラ事件”を捜査するためインターポールから送り込まれたもう一人の天才Lがキラを追いつめていく。やがて月は、“キラ逮捕に協力する”と称して、自ら捜査本部に乗り込んでいく。そんな中、リュークとは別の死神レムのデスノートが舞い降りる。それを、キラを崇拝するアイドル、弥海砂が手に入れ、自ら第2のキラとなり行動を開始する…。

前編の終わり方がこの世紀の天才対決はどうやって勝負がつくのだろう、と期待をあおってくれたので楽しみにしていた完結編でしたが、なんとしょぼいのでしょう。所詮子供向けでした。けっ。
デスノートルールは度を超えてご都合主義のために存在するし、キラが2人になるし、ノートはいっぱい出てくるし、展開がごちゃごちゃしすぎて色々矛盾を感じ始めてからはストーリーを追うのがめんどくさくなって、ただLが食べる食べ物だけに注目しておりました。原作読んでる人はデスノートルールを細かく知っているのでちゃんと理解できたのかもしれませんが、だからって何?そもそも夜神月って名前はださすぎるだろ、と関係ないところまで腹たってきてしまいました。
唯一の魅力である役者ですが、松山ケンイチは相変わらず軽妙でいい味だしてましたが、藤原竜也はまるで舞台かのように頑張りすぎててアイタタタ。片瀬さんのサービスショットには笑いました。
(日テレで・2008年2月8日)

DEATH NOTE デスノート the Last name [DVD]

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