猫が星見た

映画の感想

スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー(EN KARLEKSHISTORIA)

15歳の少年ぺルは、ある日、素敵な少女と出会った。二人は互いに魅かれ合うが、恥ずかしくてうまく切り出せない……。若い男女の微笑ましい純愛を描いた青春ドラマ。

「ベニスに死す」の美少年・ビョルン・アンドレセンが主人公の友人として出てます。美しすぎます。
残念ながら、はっきりいってこの映画で目を見張ったのはそこだけでした。ヒロインの女の子はとっても可愛いのですが、目つきと仕草が“女”すぎてどうも……初々しいというより生々しくて後半は胸焼けしました。あ、こいつら動物やな、と。よく夜中の公園とか空いてる終電でこういうカップルおるよな、と。
面白かったのは主人公とヒロインの親たちの性格の悪さ。ちょっとしたことで傷ついたりわめいたりもめたり意地張ったりで滑稽な姿がなんとも人間らしい。
(2008年7月13日・京都みなみ会館にて)