猫が星見た

映画の感想

かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート(龍虎門)

親と生き別れ、行き場を失った子どもたちが最後に流れ着く場所“龍虎門(ドラゴン・タイガー・ゲート)”。ここで育ったタイガーは、今では兄貴分的存在として道場仲間から慕われていた。ある日、正義感にあふれるタイガーは、悪の秘密結社“江湖(コンウー)”一味と衝突、その中で異彩を放つ男ドラゴンに圧倒されてしまう。しかし、彼こそはタイガーが幼い頃に生き別れた実の兄だった。やがてドラゴンは、自分のボスを巨大犯罪組織“羅刹門”に殺されたことから復讐に向かう。一方、同じ組織に師匠の命を奪われたタイガーもまた、仲間のターボとともに羅刹門打倒に立ち上がるのだった。

ドニー・イェンニコラス・ツェーショーン・ユー、ドン・ジェが出ている超豪華作品ですが、全く話題にならなかった悲しすぎる映画です。ハリキリすぎた邦題も浮いてます。
ウィルソン・イップ監督は残念ながらエンターテイメントの資質があまりないようです。常に微妙な作品をつくっています。
カンフーに“ちょっといい話”はいらないのですが……。アクションにちょっといい話を入れてうまく昇華させるには腕がいるようですよ、監督。

それにしても男3人皆同じ髪型でうっとおしい。
いま気付いたが、このDVDプレミアム・エディションがあるみたい。信じられない。
(2008年8月11日・ムービープラスで)