1915年、フランス・パリの貧しい家庭に生まれたエディット・ジョヴァンナ・ガション。母は路上で歌を歌い、日銭を稼ぐ毎日だった。その後、祖母が経営する娼館に預けられた彼女は、娼婦ティティーヌたちに可愛がられ束の間の安らぎを得る。やがて兵役から戻った父に引き取られると、路上で大道芸をする父の手伝いをする中で、自らも人前で歌うことを覚えるのだった。そして1935年、路上で歌を歌い日銭を稼いでいた彼女は、パリ市内の名門クラブのオーナー、ルイ・ルプレにスカウトされ大きな転機を迎えた。ルプレによってピアフと名付けられた彼女は、歌手としてデビューするや、瞬く間にスターダムへと駆け上っていくのだったが…。
音楽ものは好きだし、伝記も好きだし、成功と孤独…という話も好きだが、この作品に関してはそれほどのめり込めなかったかなあという感じ。ピアフについてあまりにも予備知識がなかったのが原因かもしれまへん。
時間軸がいったりきたりなので、いまいち成功と影がはっきり見えてこなかったし、気持ちの変化も分かりにくかったなあ。もっと素直に描いたってよかったんではないかと思いましたが、まあ他の映画よか全然面白いので星3つ半。
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