猫が星見た

映画の感想

キサラギ

マイナーなグラビアアイドル、如月ミキが焼身自殺を遂げてから1年が過ぎた。彼女のファンサイトでは一周忌のオフ会を開催することに。集まったのは、サイト管理人の家元とサイトの常連、オダ・ユージ、スネーク、安男、いちご娘という5人の男たち。初めて直に顔を合わせた彼らは、ミキの思い出に浸り、自慢話で盛り上がる。明るかったミキの自殺という事実に釈然としない気持ちを持ち続けていた5人。そしてオダ・ユージの“彼女は殺されたんだ”という発言を境に、彼らはミキの死の真相を巡って怒涛の推理を展開していくが…。

面白いと評判のこの作品でしたが、私には全然だったなあとガックリ。
というのも、勝手に脳内でサスペンスでミステリーで多少はアクションがあると勘違いしていたので、ただ喋くっているだけの密室劇と分かった瞬間テンション下がり上がってきませんでした。
三谷幸喜ですら好みではないので、それより地味でより手抜き感があるこの作品はまあ無理です。はっきりいって全然お金も手間もかけてないですよね……コレ。
ロバート・アルトマンの「ゴスフォード・パーク」とかは好きなんですが。何が違うのかと考えてみたら、邦画で密室劇をやると、小粋じゃなくてオタク臭しか出てない。オタクでもいいけどキメは必要だと私個人は思うわけです。
ということで、この映画は別にドラマでよいだろうと心底思います。
(2008年11月9日・DVDで)