タバコ研究アカデミーのPRマンをするニック・ネイラーは、厳しさを増すタバコへの攻撃をかわすため連日マスコミの矢面に立って戦い続ける業界の顔。中でも、パッケージにドクロマークを、と息巻くフィニスター上院議員は目下最大の懸案事項。そんなある日、ニックは映画を使ってタバコのイメージアップを図る“スモーキング・ハリウッド作戦”の指揮を任される。一人息子のジョーイを連れ、ロサンジェルスへと渡ったニックは、さっそくハリウッドの大物エージェントと面会、タバコPRのための映画の企画を話し合う…。
普通に面白いんだけど、喫煙家としてはタバコを吸うシーンが全くないのは、ふーん………という感じ。世の中から嫌われているものなら題材としてはなんでもよかったんだろうけど、“悪を擁護する”にしてはクリーンすぎやしないかと思いました。というかぬるい家族映画なのかな、という気がしました。
その分観易いんだけど、粋じゃないので私はあまり好きではないです。
(2008年11月・DVDで)
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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