猫が星見た

映画の感想

花よりもなほ

時は元禄15年、徳川5代将軍綱吉の時代。生類憐れみの令が幅を利かせた泰平の世。巷では、赤穂浪士切腹させられた浅野内匠頭の仇を討つのかどうかが大きな関心事となっていた。そんな中、父の仇を討つため、信州松本から江戸に出てきた若者、青木宗左衛門(宗左)。貧乏長屋に腰を据え、仇である金沢十兵衛を捜して回るが、一向に見つけられず、いまだ使命を果たせずにいた。ところがそもそもこの宗左、武士とは名ばかりで、剣の腕はからっきしダメときていた。おまけにいつしか、向かいに住む美しい未亡人、おさえにほのかな恋心を抱いてしまう始末で…。

是枝監督はこういう作品も撮れるんですねえ。私はドキュメンタリー風が苦手なのでこっちの方が好みです。
そんで長屋話のヌルさも好きなので、私にはぴったりです。が、よく考えたら本当に内容がない。
とりあえず「クソを餅に変えるのよー」ということなんでしょう。
(2009年1月3日・WOWOWで)

花よりもなほ 愛蔵版 (初回限定生産) [DVD]

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