猫が星見た

映画の感想

ラ・ピエトラ 愛を踊る女(QUAND JE VOIS LE SOLEIL)

パリ・オペラ座のエトワール、さらにはマルセイユ国立バレエ団の芸術監督としても活躍し、“ラ・ピエトラ”の名で呼ばれるフランスを代表するバレエ・ダンサー兼振付家マリ=クロード・ピエトラガラの映画初主演作品。実話を基に、死期が近づいた美しきエトワールの悲愴な愛を、ピエトラのダンスをふんだんに盛り込み描く。
 マルゴは美貌と才能を兼ね備えた希代のバレエ・ダンサー。バレエ団のエトワールにして自ら演出も手掛ける彼女の舞台は常に観客を魅了し続ける。一方、私生活でもコミック・アーティストの夫ラファエルと一人娘ロクサーヌの3人で幸せな日々を送っていた。そんなある日、体調を崩したマルゴは友人の医師ピエールの診察を受ける。ラファエルの配慮によって彼女には伏せられたが、彼女の身体は悪性の腫瘍に冒されすでに手遅れの状態となっていた。自らの死を敏感に感じ取ったマルゴは、手術を拒絶し踊り続けることを選択するのだったが…。


ぜんっぜん面白くありません。物語としても古臭いし、アートとしてもみれない。バレエ好きにもすすめられない。しかも陰気。ソウルを期待した私が悪かった。
(2009年1月11日)