猫が星見た

映画の感想

酔いどれ詩人になるまえに(FACTOTUM)

アメリカの田舎町。“自称”詩人のヘンリー・チナスキーだったが、原稿は出版社に相手にもされず、食うために働くものの、いつも酒で失敗してすぐクビになってしまう。そんなある日、彼はバーでジャンという名の女と出会う。三日後には彼女の家に転がり込み、金のない2人は先のことなど何も見えない、酒とセックスだけの日々を送る。しばらくすると、チナスキーは仲間と競馬に入れ込み始める。そうすると、あっという間に小金がたまるチナスキーだったが…。


モデルとなったチャールズ・ブコウスキーの本は好きだが、この映画は別に好きじゃない。
この映画の前に放送されていたブコウスキーのドキュメンタリーの方が面白かった。
こういう映画って淡々とただ何もなく、惰性でストーリーが進んでるような進んでないような、が魅力だと思うので、これはこれでいいんだろうけど、正直これに1800円払ってたら腹立っただろう。
夜中に適当に流し観するのに最適な映画。
(2009年6月)

酔いどれ詩人になるまえに [DVD]

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