猫が星見た

映画の感想

マン・オン・ワイヤー(MAN ON WIRE)

1974年、ニューヨーク。当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターのツインタワー。ある時、その高くそびえる双子のビルの間を、鋼鉄のワイヤー1本で渡り歩く男の姿が目撃された。彼の名はフランスの若き大道芸人フィリップ・プティ。当然無許可ゆえに逮捕されてしまったプティだが、その美しく詩的なパフォーマンスに人々は驚き、喝采する。しかし、彼の無謀とも思える世紀のチャレンジは、実は周到な計画と多くの仲間たちの支えがあって初めて実現したものだった。本作は途方もない夢を抱いたプティが、ついにはそれを実現させるまでの長き道のりを、プティはじめ関係者の証言を差し挟みつつ当時の映像と再現ドラマを織り交ぜ明らかにしていく衝撃と感動のドキュメンタリー。2008年度のアカデミー長編ドキュメンタリー賞はじめ数々の映画賞を受賞。


こんなクレイジーな男がいたことを全く知らなかった!悔しい。
映画のつくりとかドキュメンタリーとしてなんとかとかそういう細かいことはどうでもいい。
ただフィリップ・プティという人間のクレイジーさに酔うばかり。私も真の冒険者になって生きていきたいものだ。
(2009年7月)

マン・オン・ワイヤー

マン・オン・ワイヤー