猫が星見た

映画の感想

ウォンテッド(WANTED)

仕事もプライベートも冴えない青年ウェスリー。そんな彼の前にある日、ウェスリーの亡き父は凄腕の暗殺者だったと語る謎の美女フォックスが現われる。そしてその直後から、ウェスリーは何も事情が飲み込めぬまま激しい銃撃戦に巻き込まれ、淡々と応戦するフォックスに守られながら急場を切り抜けていくのだった。やがて、彼女にある集団のもとへと案内されるウェスリー。彼らはギリシャ神話の時代から神に代わり、<運命の意志>を実践してきた“フラタニティ”という秘密の暗殺組織で、その一員だったウェスリーの父は敵に殺されてしまったのだという。さらに自分が暗殺者の素質を持ち組織の王位継承者でもあると知らされたウェスリーは、父の復讐を誓い、その宿命を受け入れる。こうして、暗殺者としての潜在能力を覚醒させるため、フォックスの下で尋常ならざる特訓を受けることになるウェスリーだったが…。

これはかなりのアホ映画なんですが、それゆえに面白い。
こんなに真剣にアホをやっている映画は久々だったので予想外に嬉しい。
これぞハリウッド映画という気がしました。ハリウッドはいい映画なんて作らずにこういう映画を沢山つくるべきだ。
アンジーがかっこよすぎる。フォックスがアンジーじゃなかったらこの映画の魅力はないかも。
(2009年8月)