猫が星見た

映画の感想

台湾人生

1895年(明治28年)から1945年(昭和20年)までの51年間、日本の統治下にあった台湾。本作は、その時代に青春期を送り、日本人として日本語教育を受けた5人の台湾人にカメラを向け、激動の歴史に翻弄された彼らの人生と、日本に対する複雑な想いを聞き出していくドキュメンタリー。

つまらん……。こんないい題材がこんなつまらん映像になるとは唖然。
人に見せてなにか感じさせようという工夫が全くなされてない。編集はブツ切りの平平凡凡。目を引く画はないし、印象に残る言葉もない。
ドキュメンタリーに演出は必要ないのかもしれないが、映像技術は必要であろう。
台湾に対する熱意、映画に対する熱意が全くない映画。81分の映像で眠くなったのは久しぶり。
(2009年9月)