猫が星見た

映画の感想

MAD探偵 7人の容疑者

西九龍署・刑事課へ配属された新人のホー刑事は、奇抜な捜査で難事件を解決する先輩刑事のバンと出会う。彼は、自らを殺人現場と同じ状況に置くことで真犯人を突き止める特殊な能力を持っていた。しかし、それは精神を病んでいるようにも思われ、その数々の常軌を逸した行動が原因でクビになってしまう。それから5年後。バンのもとをホー刑事が訪ね、1年半前に失踪したウォン刑事の拳銃が使われた連続殺人事件の捜査協力を依頼する。さっそくホーと共に捜査に乗り出したバンは、ウォン刑事の相棒だったコウ刑事に疑いの目を向ける。ほどなく、バンにはコウの中に7人の異なる人格が宿っているさまが見え始めるが…。

切り口はすごく面白いし、90分でほぼ破綻なく、矛盾を観客に感じさせることなくまとめるジョニー・トーは相変わらずすごいと思いました。ジョニー・トーの映画で退屈することって殆どありません。
ただ登場人物が皆シリアスすぎて、容赦なくて、観ていて気分があまりよくなかったです。ラストもうーむ暗い!そういうご時世なんですかねえ。

MAD探偵 7人の容疑者 [DVD]

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