猫が星見た

映画の感想

私の中のあなた

サラとブライアンのフィッツジェラルド夫妻は長男ジェシー、長女ケイトとの4人家族で幸せに暮らしていた。しかし、ケイトが2歳の時、白血病に冒されているが発覚する。そこで両親は未来ある娘の生命を救うため、遺伝子操作によってドナーにぴったりの新たな子供を“創る”ことを決断する。こうして生まれてきた次女アナは、幼い頃からケイトの治療のために何度も手術台に上がり、過酷な犠牲を払ってきた。ところがある日突然、11歳のアナは自ら弁護士を雇い、大好きな姉ケイトへの腎臓の提供を拒んで両親を訴えるという驚くべき行動に出る。ケイトを助けることが人生の全てとなっていたサラは、アナの思いがけない決断に激しく動揺し激怒する。そしてついに、愛し合う親子は、法廷の場で対決することになってしまうのだったが…。

病気ものはどんなものでも大抵泣けてしまうから嫌いだ。
姉の病気を直すために人工的に生まれた妹がこれ以上の移植を拒否するため母親を訴える。この設定は非常に現代的で面白いと思うのだが、彼女が訴えを起こした理由が結局すごく物語的で映画的で予定調和だったのでひねくれ者の私は気に入らなかった。
俳優陣の演技は素晴らしく、評判のいいのも頷ける。でもなんでだろう、私は好きじゃない映画。

私の中のあなた [DVD]

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