猫が星見た

映画の感想

ブレイド・マスター(繡春刀)

明朝末期、第16代皇帝の天啓帝が崩御し、権力を振りかざしていた宦官の魏忠賢が失脚。第17代皇帝として即位した崇禎帝の下、義兄弟の契りを交わす沈煉、盧剣星、斬一川の3人は、魏忠賢暗殺の命を受ける。魏忠賢の隠れ家へ乗り込んだ3人は暗殺の任務を成し遂げるが、それ以降、何者かに命を狙われるようになり、知らず知らずのうちに宮廷内の権力闘争に巻き込まれていく。

無駄に長い、長いよ〜
長いといっても110分なのだが、同じような格闘シーンが続くので、本当に長く退屈に感じる。
色ボケのチャン・チェンのせいで正直者の長男と三男が死んでしまうのが腹立たしく、また高級娼妓が実はチャン・チェン大嫌いなのに、しつこくつきまとうもんだから、チャン・チェンが全然かっこよくみえないのだった。
話は単純、でもこの単純なストーリーだと、私は求めてるのはこのタイプのラストじゃないんだよなあ。三兄弟が血みどろになりながらも最後はなんだかんだ逃げ延びてるラストだと星3つ半は固かったな。
三男の兄弟子のキャラが一番よかったが、最後に妙に改心してるのは安易で失笑。