銃規制強化法案のロビー活動がストーリーの軸なんですが、はっきりいってそんなことより、一つのことに冷酷なまでに突き進んでいく一人の女の話を観る映画です。
DVDジャケットかっこええなあと思ったら、中身も期待通りにかっこいいので、ジャケットにビビビときた人は観るといいと思います。
ストーリー展開がマッハで、内容把握はかなり大変な、観る人を選ぶ作品だと思います。でもギリギリついていける、この際どい理解度が、最後のどんでん返しの驚きに繋がるんだと思います。
実は最後のオチはなんとなく予想がついたので、映画的には4.5★ですが、全てに無駄のない格好良さや計算されたディテイルが気に入ったので★5。
ジェシカ・チャステインの美しさが半端なく、正直トンデモ上司ですけど、人間として理解できない面白さがあるので、私がもし部下だったら忠犬となってついていっちゃうと思います。