猫が星見た

映画の感想

コロンバス(Columbus)

モダニズム建築のメッカであるアメリカのコロンバス。講演に訪れていた父が倒れ、看病のためにコロンバスに滞在することになった息子ジンと薬物依存症の母親の面倒を見ながら地元の図書館で働くケイシーの、建築めぐりの不思議な話。

面白い現代建築が見られるとネットで見て、急いで映画館に行ったんですが、まあ期待はずれでした。

そこまで建築建築アートアートしていない作品です。それほど目を引く建築もありませんでしたし。ふつーの人間ドラマなんです。ただ、アメリカ映画とは思いませんでした。どこか、北欧とか東欧の、ヨーロッパ映画の雰囲気があります。

そして、話は私にとっては正直退屈でした。1時間で時計確認しました。間とかセリフに深い意味を見出したい人向けです。私もあと10歳若かったら、かっこつけて「なかなか深い」とか語れたかもしれませんが、こういう映画は見尽くしているので、ふつーやな〜としか思えませんでした。淡々と、終わりと再生を描いているという感じです。

1100円しか払っていないので、こんな感想です。もし1800円払っていたら星1つだったと思います。