猫が星見た

映画の感想

ある愛へと続く旅(VENUTO AL MONDO)

ローマに暮らすジェンマは、反抗期にある16歳の息子ピエトロとの関係に頭を悩ませる日々。そこへ、かつて彼女が留学していたサラエボに住む旧友ゴイコから、ある誘いの電話がかかってくる。そこで彼女はピエトロを連れて、サラエボへと向かう。20年以上前、彼女はゴイコから紹介されたアメリカ人カメラマンのディエゴとこのサラエボで出会い、恋に落ちた。2人は結婚し、ローマで幸せな結婚生活を送る。しかし、ボスニア紛争が始まるとディエゴは現地へと飛び、ジェンマも後を追って人道支援活動に参加する。戦火の中、子どもが欲しいという2人の願いは強まり、妊娠のできないジェンマはミュージシャンを目指すアスカに代理母としての願いを託すのだったが…。

愛の話なのか戦争の話なのかよくわからない話です。どうしてもアメリカ人カメラマンがお調子者の夢見がちな男にしか思えないので、彼に執着するペネロペも理解できなかったです。女の不幸話のようでその実、ペネロペは望み通り子供もできるし、理解のある男性と再婚するしでそんな不幸でもないのがぐっとこない理由なのかな。

ある愛へと続く旅 [DVD]

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