猫が星見た

映画の感想

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

魍魎の匣

“憑物落とし”の京極堂こと中禅寺秋彦が奇怪な難事件に挑む京極夏彦原作“京極堂シリーズ”の映画化第2弾。主演は前作「姑獲鳥の夏」に引き続き堤真一。監督は「狗神」「バウンス ko GALS」の原田眞人。一見バラバラな不可解な3つの事件に隠された“匣(ハコ)…

エレクション(黒社會)

香港裏組織のトップを決める会長選挙を舞台に、権力の座を巡って壮絶な仁義なき抗争を繰り広げる男たちの姿を、冷徹かつスタイリッシュな映像で描き出すサスペンス・ドラマ。 お、面白くない……!ジョニー・トーの映画で時間が長く感じられるなんて信じられな…

処女の泉(JUNGFRUKALLAN)

信仰と復讐、「宗教」の本質を問う最高傑作。ベルイマン自らも最高作と呼ぶ代表作。あまりに有名な鮮烈なラストシーン!(チラシより) シネ・ヌーヴォ九条で日本最終上映と銘打ってベルイマン特集をやっていたので仕事前に行ってきました。この映画館はいつ…

日本沈没

小松左京の傑作SF小説を「ローレライ」の樋口真嗣監督が映画化。日本列島の沈没という未曾有の危機を迎えパニックに陥る日本国民の姿とその中で出会った一組の男女の運命の行方を描く。 結局何に重きをおきたかったのか分からない映画です。草なぎ君と柴咲…