猫が星見た

映画の感想

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

クィーン(THE QUEEN)

エリザベス女王を頂点とするイギリス王室のおはなし 当時のイギリス王室とダイアナ元皇太子妃のわけのわからんドロドロ報道に反して、現実から離れた映画の方は驚く程地味で出来がいい。ふつーに正しい映画という気がした。 どちらかというと王室に同情的な…

リミッツ・オブ・コントロール(THE LIMITS OF CONTROL)

寡黙な黒人(殺し屋)の優雅な仕事ぶり NO MOBILE NO SEX while WORKING ジャームッシュとレイトショーは相性がいい。 映画をみるぞォ〜!という感じじゃなく、なんとなくなんとなくね、ゆったり流し見していいよね、という感じ。 そしてこの手の映画を観る…

ハンニバル・ライジング(HANNIBAL RISING)

あのレクター博士ができあがるまで 「羊たちの沈黙」が昔も今も大好きな私は期待せずに一応見とく。 レクターは意外と普通の人だったんだなあ……という感想。単なる復讐劇で、それ以上でもそれ以下でもない。 もうちょっとキレた部分が見たかったような。 た…

空気人形

是枝監督の芸術に似せようとしたただの変態映画(いや、それも変態映画に失礼なくらい) ねたばれ注意 ファ○ク!!こんな映画クソくらえ!!と言いたい。 しかし世間の評価はいいらしい。映画をよく観る人ほどこの映画を好きらしい。 やめてよ〜と叫びたくな…

愛のむきだし

敬虔なクリスチャンの一家に生まれた青年、角田ユウ。母を早くに亡くし、神父の父テツと2人暮らしの彼は、理想の女性“マリア”に出会う日を夢見て満ち足りた毎日を送っていた。ところが、ある出来事をきっかけに優しかった父はユウに懺悔を強要するようにな…