猫が星見た

映画の感想

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

満員電車

コミカルホラーというジャンルでいいのでしょうか。 現代社会の息苦しさを延々描いているが、飄々とした登場人物のせいかそこまでシリアスには感じない。超前向きな川口浩を見ているとちょっとおかしみさえ感じる。それが狂ってるってことかもしれないが。 …

花と怒涛

小林旭がかっちょいい。吉川晃司もしくはチョウ・ユンファを連想させる顔とスタイルだ。 この時代の俳優はぴしっとしつつ男くさい。最近じゃあとんと見かけない。話の内容はそう変わったものじゃない。 ただ飲み屋での小林旭演じる尾形と顔色の悪い殺し屋と…

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12か月(BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON)

独身OLのブリジットは、めでたく弁護士のマークと付き合い始めてから6週間、あのサイテー男ダニエルが旅行番組の案内役として人気なのは癪に障るけど、とにかく人生バラ色、まさに幸せの絶頂。そんな矢先、マークと彼の美人アシスタント、レベッカの怪し…

女帝[エンペラー](夜宴)

五代十国時代の中国。皇帝の実弟リーは、その兄を殺し、王位を奪う。また彼は、甥である皇太子ウールアンの命をも狙っていた。一方、夫の先帝を殺された王妃ワンは、その復讐と、義理の息子でありながら秘かに想いを寄せているウールアンを守るため、リーと…

デカローグ 第9話「ある孤独に関する物語」(Dekalog,Dziewiec)

第3話同様、あまり印象に残らない話。ただ、音楽と映像が美しい。

デカローグ 第10話「ある希望に関する物語」(Dekalog,Dziestic)

これに出てくる兄弟がいい感じで好き。デカローグの中で唯一お間抜けで可愛らしい2人。話もコミカルで展開が面白い。ラストも惨めすぎない感じがいい。こうして10話を見直してみたけど、やっぱりデカローグは名作だなあ! 3話と9話以外は星4つ半以上。トータ…

スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー(EN KARLEKSHISTORIA)

15歳の少年ぺルは、ある日、素敵な少女と出会った。二人は互いに魅かれ合うが、恥ずかしくてうまく切り出せない……。若い男女の微笑ましい純愛を描いた青春ドラマ。 「ベニスに死す」の美少年・ビョルン・アンドレセンが主人公の友人として出てます。美しす…

愛おしき隣人(DU LEVANDE NOUS, LES VIVANTS)

2000年のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した「散歩する惑星」で世界的に注目を集めたスウェーデンの鬼才ロイ・アンダーソン監督が、独特のユーモアで描く人間賛歌の不条理ドラマ。北欧のとある街を舞台に、夢と現実の狭間で繰り広げられる住人たちの悲喜…

絶対の愛(Time)

互いに深く愛する恋人たち、セヒとジウ。付き合い始めて2年を過ぎ、時の移ろいと共にセヒは次第に不安を募らせる。ジウが自分に飽きて他の女のもとに走ってしまうのではないかと。そんなある日、セヒは突然姿を消してしまう。セヒの行方を懸命に捜すジウだ…

初雪の恋 ヴァージン・スノー

陶芸家である大学教授の父が日本の大学で教えることになり、日本の学校に転校することになった高校生ミン。自転車に乗って夏の京都を走り回っていた彼は、偶然見かけた女性、七重に一目惚れする。彼女はミンが転校した高校の生徒だった。やがて2人は言葉と…

うつせみ(3-IRON)

留守宅に侵入してはシャワーを浴びたり食事をしたりという行為を繰り返しながら転々と放浪生活を続けるミステリアスな青年テソク。ある時、いつものように空き家だと思い込み忍び込んだ豪邸で、テソクはその家の住人ソナに遭遇する。彼女は独占欲の強い夫に…