2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
基本的にダンスモノが好きなので楽しく観れた。 ダンスシーンがよかったのでそれだけで満足だが、ラブストーリーとしてもそこそこ。床の白い足跡とか小物が韓国映画らしく程ほどにお洒落で好ましい。取調べの時に主役二人、ムン・グニョンとパク・コニョンが…
すごくマトモな映画だ骨太だ。新しさは感じないのだが、どっしりと安定感があって心地よく観ていられる。これが作り手の技と経験ってやつなのか。人の息遣いと汗臭さをしみじみ感じられる市井の話というのはありそうでない。やっぱり今村監督って巨匠なんだ…
今更だがこのベストセラーシリーズを読んでみた。 ……しっかしこれ限りなくBLでないかい?普通の小説読んでてなんともいえないお尻のむず痒いこっぱずかしさを味わったのは有栖川有栖の作家シリーズを読んで以来2度目である。どちらもライトノベルの類だから…
「リング」関連の映画って沢山ありますけど、どういう続き方してるんだかさっぱりですな。香港映画の邦題みたくタイトル似せて中身別物っていうのに似ているような気がする。(男たちの挽歌シリーズとか) 確か「リング」の本筋は飯田譲治監督の「らせん」に…
日本アカデミー賞最優秀作品賞・助演女優賞・監督賞・脚本賞・話題賞受賞作。2006年はフラガールの一人勝ちだった。……この年は不作だったのだな。 確かにそれなりなんだけど、“目立って悪い所がない”というだけな気がする。 起承転結、感動エピソードの内容…
サイバー・アクション・メロドラマ。 イーキン・チェンの髪の毛がかなりうっとおしい具合の作品。そして彼は太りやすい体質なのか?ぶよぶよしていて男前が80%減であるので残念だ。彼の映画を観ると結構な割合で太っている彼を見てしまうので重ねて残念であ…
「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョンと「ラブストーリー」のソン・イェジンの共演作。美女と野獣。 基本的に、恋に落ちる心の動きを描いていないラブストーリーは嫌いである。 この作品でははなっからチャ・テヒョンがソン・イェジンを好きだと叫ぶ。ちっちゃ…
まだまだアイドルってな感じの金城武主演作。アジアン・ミッション・インポッシブル。 科学的根拠薄弱なシーンが沢山あるが、リズム感がよいので楽しく見ていられる。流石は香港映画。エンターテイメントのツボを心得ている。 それにしても結構な頻度で感じ…
吸血鬼モノに惹かれる性質なので観たような気がする。 しかしつまらんかったことしか覚えていない。 当時のメモに“単なるマッド・芸術家のドリーム”と書いてある。 ジョン・マルコヴィッチとジョン・キューザックは間違えやすいのに一緒の映画に出てることが…
家出主婦が温泉でちょっと卓球をしてみた話。コミカルドラマ。 “ねるとん”に時代を感じた。 松坂慶子が本当の本当にフツーのおばちゃんだった。可愛いと言えなくもないが本当の本当におばちゃんだ。 (多分日本映画専門チャンネルで・2003年2月14日)卓球温…
新旧豪華女優たちがおくるサスペンス・ミュージカル劇。 フランス女優の底力と意地とバチバチ光るライバル心を見る。お得な一品。 八人八色の美女たちが図太く妖艶に、そしてキュートに歌を歌い踊り狂う。しかも下手!なんて素敵なんだ! エマニュエル・ベア…
皆が知ってる日本の宝。なんだけど、個人的には小津映画の中で1番手でも2番手でも3番手でもなかったりする。捻くれ者だから、でも小心者だから★4つ付けているという私の中では微妙な映画。 名作、ではあるんだろうなあ。でもはっきりと好きです!と手を挙げ…
私の敬愛するカウリスマキ(アキの方)がベスト10に選んでいたので観た映画。 あまりにも前に見たのでストーリーはさっぱり忘れてしまったのだが(確かほのぼの系だった)、58年でもフランスは当然の如くお洒落だったのねと感心させられる非常にビビッドでア…
キム・ギドクの映画を自ら進んで見るっていうのは結構マゾな行為かもしれないな。今の所100%痛い。 ギドク作品と北野作品が似ていると何処かで聞いたけれども、「サマリア」「受取人不明」を見てもさっぱりそんなことは感じなかったが、この作品見てようやく…