猫が星見た

映画の感想

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET)

19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営み、妻と娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー。だが彼はある日、妻に横恋慕したターピン判事によって無実の罪で流刑にされてしまう。やがて15年後、脱獄に成功したベンジャミンは“スウィーニー・トッド”と名を変え、街に戻ってくる。しかし、彼の大家でもあるパイ屋の女主人から、妻はターピンに追いつめられた末に自殺し、娘は幽閉されている、という驚愕の事実を知らされる。怒り狂ったスウィーニーはターピンへの復讐のみに生きることを決意。理髪店を再開し、まずは彼の過去を知る客の喉をカミソリで次々に掻き切っていく。またそれらの死体は階下の女主人によって形を変え…。

ジョニー・デップティム・バートンのコンビだからといって常に期待してはいけないという映画。
つまらなくはないけど、この2人だったらもっと面白いかと思ったなあという感じ。
実際にいたかもしれない人物のことなので、いつものフリーダムさがなくて事実だけを追った堅苦しさがある。殺人魔だからしょうがないけどトッドに対して観客がなんにも感じられない人物造形になってるのがいかんなあ。
(2009年4月)

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組)

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組)