猫が星見た

映画の感想

トリコロールに燃えて(HEAD IN THE CLOUDS)

1933年のある日、イギリスの貧しい学生ガイは上流階級の美しい娘ギルダと出会い、一夜を共にする。だが、彼女はガイの求愛を受け止めることなく、新たな人生を求めて単身パリへ旅立って行った。そして3年後、ギルダからの手紙に導かれてパリに降り立ったガイは彼女と再会。しかしカメラマンとして華やかな生活を送るギルダは、パトロンとの関係を止めようとはしなかった。それでも彼女の本当の願いは、スペインの内戦を逃れてきた友人ミア、そしてガイの3人で暮らすこと。はたして、3人は同居を始め、戦争の現実に背を向け享楽的な日々を送る…。

戦争物は微妙だよ。恋愛物として評価したいんだけど、戦争が絡んでくると、なんか愛の部分があやふやに。
ペネロペとシャーリーズ・セロンの魅力がごっつ素晴らしい。女の私が心からうらやましい風貌の2人。それに比べて男の貧相なこと……。かっこいいんだけど完全に迫力負けしている。
(2009年8月)