1969年。小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと原っぱに秘密基地を作り遊んでいた。彼らは、20世紀の終わりに人類滅亡を企む悪の組織とそれを阻止する正義の味方といった物語を空想しては、それを“よげんの書”に書き記し、楽しんでいた。1997年。大人となったケンヂはコンビニを経営しながら、失踪した姉キリコの赤ん坊カンナの面倒を見ていた。その頃、巷では謎の教団を率いる正体不明の教祖“ともだち”が出現、各地で不穏な事件が起き始める。やがてそれが少年時代の“よげんの書”にそっくりなことに気づくケンヂ。20世紀の終わりが迫る中、ついにケンヂはかつての仲間たちと共に人類滅亡の阻止に立ち上がるのだったが…。
最後まで飽きなかったけど、あまり面白くなかった。なんでだろ。
ギャグかシリアスかどっちかに絞ればもうちょっと面白かったと思うのだが。
主役が唐沢寿明というなんともびみょ〜な感じ、それに反して竹中直人のいつものあのノリ、石橋蓮司でなんとなくごまかし、
演じてる役者たちもギャグともシリアスともどっちつかずな感じで最初から最後まで気持ち悪く感じた。
映画に命がない、という感じ。てかケンヂは主役のくせに存在感薄過ぎ。
ちなみに私はあの竹中直人演技を絶賛する人たちをまぁったく理解できない。というか竹中直人が出てくるとイライラする。
だから彼がチョイ役で出てきた時、この映画アウトー!となりました。
まあその辺はおいといて、私が思うに
長い漫画を映画にしようというのは根本的に間違っている。
するならもっともっと考えてからにすべきだったでしょ。もっと細かく錬るべきだったでしょ。
最近なんでも簡単に映画にしすぎ。邦画の良心はいずこへ。
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