猫が星見た

映画の感想

悪の法則

若くてハンサムな敏腕弁護士“カウンセラー”。美しい恋人ローラとの結婚を決意した彼は、ふとした出来心から闇のビジネスに手を出してしまう。派手な暮らしをする実業家のライナーから裏社会を渡り歩く仲買人ウェストリーを紹介され、メキシコの麻薬カルテルとの大きな取引に一枚噛むことに。ウェストリーからは危険な相手だと脅されたものの、自分は大丈夫とタカを括っていたカウンセラーだったが…。

2時間返してください・・・と懇願したくなるほどつまらない映画。セリフが詩的でもったいぶっていて思わせぶりだったので、いつか面白くなるだろう、それかどこかであっと驚く真実が判明するんだろうと我慢して見ていたけども、最後までもったいぶった会話ばかりでさっぱり分からなかった。髪の毛を掻き毟りたくなった。
意味分からないのが魅力で楽しい映画と、分からないのがバカっぽい映画とありますが、これは後者。バカな脚本家がひとりよがりな話を書いた、ただそれだけです。見ているとこちらまで頭悪くなりそうな話です。
殺人方法が妙にこだわっている所も、かっこつけすぎで鼻につきました。それ以前に、まずいことが起こったのにみんな逃げるの遅すぎ。ブラピもあんだけこの世界の奴らは残忍だ、この世界はクソだとか、自分はすべて見てきたとか通ぶっていたのにも関わらず、ハニートラップにすぐひっかかってどんだけ間抜けな奴なんだと思いました。カウンセラーはお話にならないくらいただの情けない奴ですし、実業家もやばい仕事していたわりにはちょろい人でしたね。キャメロン・ディアスもそれほど凄い女に見えないところもイケてない映画でしたね。この映画は時間を無駄にしたい人だけ見ればよいと思います。