猫が星見た

映画の感想

大魔術師“X”のダブル・トリック

レッドクリフ」「ラスト、コーション」のトニー・レオンがある目的を胸に秘めて軍閥へと近づく大魔術師を演じるアクション・エンタテインメント。共演にラウ・チンワンジョウ・シュン。監督は「新宿インシデント」のイー・トンシン。民国時代1920年頃の北京、天橋。街を牛耳る軍閥の雷大牛は、心を開かない第七夫人の柳蔭に手を焼いていた。その頃、巷では天才的マジシャン張賢の華麗なマジックが人々を魅了していた。やがて張賢は雷の屋敷に招かれることに。ところが、それは張賢の仕組んだ罠だった。彼の真の目的は、幽閉された師匠との再会、そして柳蔭を奪い返すこと。柳蔭は張賢のかつての恋人だったのだ。

久々に「時間を無駄にする」映画を見た。香港映画なのに普通語だったので、シリアスな話かと思ったら、よくある香港映画っぽい安っぽいコメディだった。
トニー・レオンラウ・チンワンジョウ・シュンという豪華なメンツでこのどーでもいい内容。よく分からない、旧正月映画だろうか・・・。
最近トニー・レオンの演技がワンパターンに思えて受けつけなくなってきたのもあるし、彼のコメディーはさっぱり笑えないし、なんにせよもっともっとトンデモだったらよかったのになと思う作品。

大魔術師“X

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