猫が星見た

映画の感想

花戦さ

戦国時代。京の中心・六角堂に変わり者の花僧・池坊専好がいた。ある日、誰もが恐れる織田信長の前でいけばなを披露することに。そしてその席で出会った千利休豊臣秀吉が、後に専好の運命を大きく変えていく。それから十数年。秀吉は天下人として世に君臨し、利休はその茶頭となっていた。そんな利休と再会した専好は、茶と花の違いはあれど共に美を追い求める者同士、互いに認め合い友情を深めていった。一方、秀吉の専横ぶりはいよいよ手が付けられなくなり、ついに利休もその毒牙にかかって命を落としてしまう。やがて専好は暴君と化した秀吉に対し、花でもって敢然と立ち向かう一世一代の大勝負に出るのだったが…。

 

なかなか見応えはあります。出演者が豪華ですし、なんといっても花とかお茶の描き方が綺麗です。

しかし、野村萬斎さんの顔の演技が私はどうしても気になる。魅力ある人だとは思いますが、演技は本当に「げっ」となって顔をそらしたい時がある。ほんま正直いってキモい時があります。正直脇役やったらいいのにと思うんですが・・・。

出演者は豪華ですが、なんか妙に背丈の高いスタイルいい人ばっかりであんまり時代感出てなかったのも残念でした。そんな中で、市川猿之助さんだけが輝いておりました。演技うまいですね〜ほんま。

花をみる、映画ですね。でも池坊の現代のイメージ悪すぎて、その点でもびみょうな映画だと思いました。

 

花戦さ [DVD]

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