オークション開催が迫ったNY。アートバブルの現代、アーティスト、ギャラリスト、評論家、コレクターそれぞれの思惑に迫ったドキュメンタリー。
現代アートに詳しい人はどうかわかりませんが、素人の私にとっては普通に面白いドキュメンタリーだなと思いました。素人なんで、アーティストの名前聞いても彼らのアート界での立ち位置がそれほどピンときませんでしたけど、まあそれを差し置いて、「なんとなく」の面白さがありました。
純粋に金は汚いとかアートは投資VSアートはそれを超越したもの、みたいな内容ではなかったのでよかったです。適当に塗りたくった作品にとんでもない値段がつけられることもありますが、出てきた作品はそれなりにすごそうなのは画面からも伝わりましたし(でも家が何軒も買えるような値段なのは笑)、それぞれの立場から語られることも奥深いようなそうでもないような、で、面白く拝聴しました。
アートって誰の心を慰めるものなんでしょうかね。