7話目は“あなたは盗んではならない”。
マイカは母親に娘を盗まれ、時を経て母親から盗み返す……しかしそれはうまくいかない。
この物語はマイカが1人汽車に乗るところで終わっているのだが、この結末はどういうことだろうと娘世代の私なぞは思ってしまう。結局痛い思いをしたのはマイカのみなのである。盗みの根源である母親が幸せであるのはなんとなく納得いかない。納得いかないのが人生かもしれないが。
(2008年5月19日・DVDで)
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2005/07/23
- メディア: DVD
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