猫が星見た

映画の感想

小さな恋のステップ(SOMEONE SPECIAL)

長年付き合っていた彼女に突然フラれ、医者からは余命3ヵ月と告げられたプロ野球の2軍選手チソン。自暴自棄になって行きつけのバーでやけ酒をあおり酔いつぶれてしまう。その時彼を介抱してくれたのはなじみの女バーテンダー。実は彼女はチソンの家からわずか39歩のところに住むハン・イヨンという女性で、出会ったその日から10年間ずっとチソンのことを秘かに想い続けていたのだった。これがきっかけで、イヨンはついにチソンとの初デートに漕ぎ着けるのだが…。

うーむ、同監督作品の「ガン&トークス」はかなり好きなタイプだったが、これはいまいち。
この監督は独特のユーモアさ、“外し”のある作品を作るが、この作品においてその外しは=ダサさに繋がっていてとても見づらい。ラブストーリーな割りにその外しがやりすぎな気がする。
主人公の鼻血について、医者がえらくシリアスにその原因が「気付かない内に患部を触っている」=つまり鼻をほじる癖がある、と言うのだが、これって笑うとこなんですか?全く面白くないんですけど。
私はラーメンズの面白さがちっとも分からないのだが、この映画の面白さの分からなさはそれに似ている。
チョン・ジェヨンは好きです。ヒロインの女の子も可愛いと思います。でもちっとも映画はおもろくなかった。

小さな恋のステップ [DVD]

小さな恋のステップ [DVD]