猫が星見た

映画の感想

花蓮の夏(盛夏光年)

台湾東部にある花蓮を舞台に、男二人と女一人が織りなす同性愛を絡めた三角関係を瑞々しく描いた青春ストーリー。監督は台湾の新鋭レスト・チェン。小学校からの幼なじみ、ジェンシン(惑星)とショウヘン(恒星)。二人は先生の言いつけで、情緒不安定でクラスの厄介者だったショウヘンを優等生のジェンシンが面倒を見るようになってからの付き合い。高校生になっても親友同士の彼らの前に、転校生のホイジャ(彗星)が現われる。学校に上手く馴染めずにいた彼女は、優しく手をさしのべてくれたジェンシンに次第に心惹かれていくが、ある出来事で彼のショウヘンへの秘めたる想いを知ってしまう。一方、ショウヘンは徐々にホイジャへの恋心を募らせていくのだったが…。


ホモもの。なんだけど、あきらかなホモ感情は描いていないなんか変にオキレイな映画。
オキレイな同性愛映画ってスタイリッシュもしくはキュートな演出が必要だけど、これはびみょーに古いダサイ演出で全く面白くなかった。どの登場人物にも感情移入できなかった。
(2009年3月)

花蓮の夏 [DVD]

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