猫が星見た

映画の感想

ココ・アヴァン・シャネル(Coco avant Chanel)

孤児院で育ったガブリエルは成長して昼間はお針子、夜はナイトクラブの歌手として暮らしている。その後、ナイトクラブで出会ったバルサンの愛人となり、競馬やパーティーなどに明け暮れるが・・・

面白くなかったです。上昇志向の強いシャネルがお金持ちに取り入ってパトロンになってもらうっていうだけの話です。結婚せずにひとりで強く生きた自立した女性だったんでしょうけど、男性に媚びていないようでいて思わせぶりで取り入ろうとしつつ傲慢なのがなんだか美しくない。加えて、オドレイ・トトゥの顔も表情も全く好きになれなくて、ダサいおばちゃんにしか見えなくて、洗練されたセンスがあるようには全く思えない。常に不満げな顔しててそれが余計に醜い。

肝心の衣装の魅せ方も印象的じゃありませんでした。単なるボーイッシュな感じで、色々な人が惚れ込む斬新さがある感じの演出じゃなかったです。当時革新的といわれた衣装をもっと効果的に魅せて欲しかったです。