猫が星見た

映画の感想

シャーロック・ホームズ シャドウゲーム(SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS)

ロバート・ダウニーJr.版シャーロック・ホームズの第2弾。モリアーティ教授との頭脳戦が始まる!

 

自分の脳みそが腐り始めているのかもしれませんが、とにかくストーリーが???でした。全然意味がわからず、舞台もフランスに行って?そこからイギリスに戻った?展開も全く追えずに、ただただホームズのイメージとはかけ離れたアクションを見せられるのみでした。

一作目でもまあほぼアクション映画と思いましたけど、まだホームズ感やイギリス感はありました。でも今作はどちらも皆無です。魅力的な部分もゼロ。CGだけが派手になって、でもただただ爆発するだけでインテリジェンスがありません。

ホームズ感を出してくれたのはマイクロフト兄さんだけです。妙に呑気なところがイギリス変態紳士という感じでよかったです。主役の2人はホームズ&ワトソンにしては、血の気が多すぎて途中から食傷気味でした。

やっぱりベーカー街を中心として、警部とかハドスン夫人とか、出してくれないとと思います。ホームズってそのイメージが強くて、壮大な冒険は全く必要なくて、あの天気の悪いロンドンの狭い範囲でこちょこちょやってイギリス人っぽい皮肉を言ったり薄暗い人間模様を観たいんですから。インディージョーンズみたいなのは結構です。