とある中学校の終業日。1年B組の担任・森口悠子は、ある告白を始める。数ヵ月前、シングルマザーの森口が学校に連れてきていた一人娘の愛美がプールで死亡した事件は、警察が断定した事故などではなく、このクラスの生徒、犯人Aと犯人Bによる殺人だったと。そして、少年法に守られた彼らを警察に委ねるのではなく、自分の手で処罰すると宣言するのだった。その後、森口は学校を辞め、事情を知らない熱血教師のウェルテルこと寺田良輝が新担任としてクラスにやってくる。そんな中、以前と変らぬ様子の犯人Aはクラスでイジメの標的となり、一方の犯人Bはひきこもりとなってしまうのだが…。
最近は中途半端に残酷になりきれない映画が多い中で、比較的残酷といえるストーリーかな。
真面目に生きている人間が損をして、ずるい人間が得をする、そんな日常で生きている人にとってはすっきりする復讐劇なんじゃないかなと思う。
中島監督らしくテンポよく、ファンタジー風で、みやすかった。時間が短いのも最高。
教育なんてくそくらえ。と私はいつも思ってる。
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