猫が星見た

映画の感想

レッド・ドラゴン(Red Dragon)

FBI捜査官のグレアムはレクター博士の助言を受け、連続殺人事件を捜査していたが、とあることから事件の真実にたどり着き、レクター博士が犯人であることを確信し、格闘の末に彼を逮捕する。グレアムはこの事件が元で精神的疲労からFBIを退職。フロリダで家族とともに穏やかな生活を送るが・・・

この作品観たことないと思っていましたが、エミリー・ワトソンが出てきた時点で、昔々に観たことに気づきました。「羊たちの沈黙」大好きだからそりゃ観てるわな。自分の記憶力の衰えに驚いた今日は、自身のリアル誕生日です。誕生日に「レッド・ドラゴン」観ています。

しかし、普通に面白く最後までまた観てしまいました。昔観た時より面白く感じたのはなんででしょう。多分今回は「羊たちの沈黙」と全く比較せずに観ているからですね。「羊たちの沈黙」の続編とは思わずに、単純に刑事物 with レクター博士と思うと、かなりのレベル以上の面白さを持っていると思います。なんといってもキャストが渋くて豪華だし、各キャラが地味にたっているんですよね。無駄な説明なく、数シーンでそれぞれのキャラクターがどういう人間なのかわかる、演技巧者の俳優しか出ていないです。ストーリーについてはどうしても粗はありますけど、俳優陣の魅力や演出力でカバーされています。レクター博士が逮捕されて本編が始まる感じは結構好きでした。

しかし冒頭のシーンでレクター博士が殺人をする動機がちょっと笑えますよね、よく考えると。あんな下手くそなプロのフルーティストいるんですかね笑。