導師カオは街の富豪ヤンから父親の改葬を依頼される。墓を掘り起こしてみると、遺体は全く腐敗しておらず、半ばキョンシー化しているため、カオは自宅へ引き取り、処置を施そうとするが・・・
子供の時に観て楽しくて、おばさんになった今観て楽しい。
懐古主義といわれてしまうと思いますけど、映画は画質の良さじゃないんですよ、創り手のイマジネーションが肝なんですよね。アクションシーンの工夫とか、キョンシーの動きとか本当に楽しいですもん。小道具とか細部も凝ってますし。
あと師匠と弟子の関係とか弟子同士の人間らしい触れ合いとか、さっぱりしていてすごく活きてるんですよね。この時代のよさも感じられるし、コミカルホラーという特殊なジャンルを確立していてシンプルにすごく楽しいですよ、この映画。
唐突に終わって「劇終」なのもさすがの香港映画。