猫が星見た

映画の感想

オリエント急行殺人事件(Murder on the Orient Express)

トルコ発フランス行き豪華列車オリエント急行。列車は大雪による脱線事故で立ち往生となる。その混乱の中で、一等席の乗客ラチェットが不可思議な刺殺体で発見される。偶然にもオリエント急行に乗り合わせたエルキュール・ポアロは、その謎を解きあかそうとするが・・・

ポアロです。ポアロに思い入れのない私の感想です。

つまらなくはない、でもなんかちょっとなーと思ってしまうのは、結末の部分があまりに叙情的すぎて個人的に好きじゃないからです。あと、結局なんのトリックもないっていう謎解きだからです。なので、原作がいまいちってことですかね笑。アガサファンに怒られそうですけど。本当にこれは好みかなと思います。個人的には一流の正義と一流の悪で対決してほしいんですよね、推理物は。あと謎解きの演出としては、常にスピードがありすぎて、観客が推理する暇がないのがイマイチでした。

アメリカ映画ですが、ちゃんとヨーロッパの香りがしているのが好感が持てました。役者も巧者ばかりなのがよかったと思います。