猫が星見た

映画の感想

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

鬼才・押井守士郎正宗の同名コミックを映画化し、日本のみならず全米でも記録的なヒットを飛ばしたSFアニメーション。作画の素晴らしさやデジタルを駆使した画像の美しさはもちろん、押井監督独特のシュールかつ重層的な作品世界が秀逸。また監督自身がこだわり抜いた、リアリティ溢れるガン・アクションも見どころ。伊藤和典脚本、音楽に川井憲次。声の出演に田中敦子大塚明夫山寺宏一家弓家正。西暦2029年。企業のネットが星を覆い、電子が駆けめぐる近未来。公安9課の草薙素子を隊長とする、通称“攻殻機動隊”のメンバーに、国際手配中の天才ハッカー人形使いが捕らえられたという報が入る。完全にサイボーグ化し、電脳を有する人形使い。ネットの海から生まれた彼は、自らを生命体と主張し、亡命を提言する・・・。


ぐだぐたぐだぐだ理屈っぽいんじゃーーーーーーー


これに尽きる。
SFの特徴だと思うけど、世界観をいちいちセリフにして説明しないといけないのがキツイ。しかもよく分からんし。真剣に観たのに全く分からんかった。
原作を読むべきだったろうけど、こんなごたごたした話を読みたくもない。
私がアニメに求めるものってハリウッド映画に求めてるものと一緒で、考えられないアクションとか空飛ぶとかファンタジーさが欲しい。あと頭が楽な話。
姿消してくれる服とか……なんか違うんですけど、私の考えるかっこよさとは。

そんでもって最初から最後まで気になってたのは、少佐の胸のでかさ。常に強調してるのがうげげ、かっこいい映像つくっててもその目的はこの胸を強調する為なのね、胸を描きたいだけなのね、としか考えられず。
押井監督作品は初めて観ましたが、女性にはウケないアニメだなあと思いました。
(2008年12月26日・DVDで)

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD]

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