猫が星見た

映画の感想

ダウンタウン・シャドー(神偸謀影)

まだまだアイドルってな感じの金城武主演作。アジアン・ミッション・インポッシブル。
科学的根拠薄弱なシーンが沢山あるが、リズム感がよいので楽しく見ていられる。流石は香港映画。エンターテイメントのツボを心得ている。
それにしても結構な頻度で感じるのだが、金城君は意外と存在感が薄い。この作品でも主役張ってるのに小春の方が断然かっこいい。ウォン・カーウァイ映画以外だと印象に残っている作品っていうのが驚く程少ない。
あああの(カーウァイ以外の)金城武はハマリ役だったね、というのが「ターンレフト・ターンライト」か「世界の涯てに」くらいしか思い浮かばない。……ん?ハマリ役というか作品自体を好きなだけだった。
なんでかな。格好よすぎるっていうのが問題なのだろうか。
(VHS・2003年3月4日)